地方サラリーマンの倹約生活とハイブリッド資産形成

地方を転勤中のサラリーマンがコツコツ倹約して貯蓄し、株・投資信託・不動産などで殖やしていくライフログ。

10年間の貯蓄と投資の推移

更新の期間が開いてしまいました。前回までこれまでの投資活動を振り返っていましたが、これをグラフの形でまとめてみました。棒グラフ(左軸)が単年の収支、折れ線グラフ(右軸)が金融資産の推移です。

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まずは労働による収支から。濃いオレンジが貯蓄で薄いオレンジが支出、この2つの合計がその年の年収ということになります。2006年に年収が500万円を超えてからも毎年昇給していたのですが、業績悪化による措置で残業代が削られたり賞与が抑えられたりして年収ベースでは足踏みが続いていました。2012年以降は賞与水準も戻り、2014年は諸々の特殊事情で大幅にアップしています。この特殊事情がなくなる2015年以降は600万円台後半で推移しそうです。一方、2013年以降、支出も増えていますが、これは年令制限で会社の独身寮を追い出され、賃貸住宅に移り住んだ影響です。海外旅行や引っ越しなどのイベントによって変動はありますが、社保料控除後の手取り収入に対する貯蓄率はおおむね50%台で推移しています。

続いて、投資による収支です。濃い赤色は、その年に確定した投資による損益で、薄い赤がその年の年末時点の含み損益です。2006年から2008年にかけてでたらめな投資でやけどをし、持ち高を急激に増やした2008年に抱えた大きな含み損をしばらく背負い続けていましたが、2012年末のアベノミクスからこれを解消し、2013年と2014年に大きく報われました。

緑色は2011年の終盤に始めた不動産投資のキャッシュフローです。1Rマンション購入の頭金として200万円を支出し、その後、年10万円台のキャッシュを得ています。(詳細は別のエントリーで改めて語ります。)

そして青い棒グラフが年末時点の金融資産残高です。2014年末の残高は2011年末と比較してほぼ2倍に増加しています。最後の2年間こそ、年率で20%を超える運用を達成していますが、投資を始めた2005年以降でならしてみると、年率5%台です。(不動産投資まで加味すると4%台。)この低金利のご時世にしてはよくやってるほうかもしれませんが、一昔前は郵便貯金の利率が5%とか8%だったそうですね。それを考えると果てしない徒労感と悔しさに襲われてしまいます(>_<)

また、資産が2倍になった最後の2年間は日経平均もほぼ2倍になっていますが、投資に回していない生活資金もあることを考えるとこれに負けており、外貨建ての資産と比べると負けはもっと大きくなります。いくら投資を始めたタイミングが悪かったとはいえ、景気低迷にビビらずにもっと大きな額を積み立て続けていれば、という思いはぬぐいきれません。

まだ長い残りの人生。引き続き消費を楽しみながら貯蓄に励みつつ、10年間の反省を踏まえた減らさない運用を心掛け、生涯運用利回りを少しでも引き上げていきます!

 

参考として、「投資なんかしなかった場合の貯蓄推移」と「投資によるキャッシュフローの累計」のグラフを追加したものも貼っておきます。

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