地方サラリーマンの倹約生活とハイブリッド資産形成

地方を転勤中のサラリーマンがコツコツ倹約して貯蓄し、株・投資信託・不動産などで殖やしていくライフログ。

動けない理由は恐怖心であり、恐怖心の原因は準備不足である

仕事とプライベートで突発的なイベントが相次ぎ、更新が1ヶ月近く空いてしまいました。その間、株式市場は大荒れ。派手に下げてくれましたね。前回のエントリーで含み益も含めて550万のプラスと書きましたが、一時、これが450万円ほどにまで溶けてしまいました。いまは500万ほどまで回復しています。特にダメージが大きかったのは外国株の投資信託。しばらくは弱含みが続きそうなので、これは我慢するしかない。

それよりも反省すべきなのは、機動的な買い増しが出来なかったこと。先々週末か先週始めくらいに買えていれば、楽に前月とトントンくらいで終われていたはず。8月の急落時にも買いあがれず、次の暴落こそはうまく立ち回ろうと思っていたのに、公私ともに忙しかったとはいえ、それが出来なかったのが情けないです。

動けない理由は恐怖心であり、恐怖心の原因は準備不足。どういう場合はどう動くべきかという準備さえできていれば、たとえ来るべきその時に忙しくなっていたとしても、その通りに動きやすい。株式市場にも自分の身の回りにも、いつ何が起こるかわからない。分からないこそ、準備可能な範囲でどういう場合にどう動くかを決めておかなければならない。ルールなき行動は蛮勇だが、ルールの裏付けがある行動は勇気である。

中長期的にはどうあれ、目先の年末にかけては調整を挟みながらもNISA枠の消化需要と好決算で騰がって行くとみています。今回の敗因は、その調整の転換点を見極められなかったこと。ですが、いま思えばシグナルはありました。先週10月19日の日経ヴェリタスの一面が、株式市場の変調に関する特集だったのです。夜10時のニュースの冒頭で古館伊知郎が「株価の下落が止まりません」と言ったらそこが底、という「古館投資法」よろしく、これを相場反転のシグナルと見て動ければよかったのかもしれません。ただ、それも結果論であって、エボラや欧州といった不透明なリスクがある中ではやっぱり動くべきでなかったのかもしれませんけどね。でも、結果が全てです。

まあ、相場を読もうとするようなこんな真似ばかりしていては駄目だということも分かっているつもりですけどね。まずは来週の決算ラッシュを見守ります。