地方サラリーマンの倹約生活とハイブリッド資産形成

地方を転勤中のサラリーマンがコツコツ倹約して貯蓄し、株・投資信託・不動産などで殖やしていくライフログ。

足元の資産配分

私の資産はおおむね以下の配分となっています。

 株式   25~30%
 投資信託 30~35%
 待機資金 20%
 外貨MMF15%
 決済用資金 5%

35才独身のため、攻めのポートフォリオです。待機資金SBI証券のハイブリッド預金で、現物株の購入と投資信託の積立に用います。決済用資金は毎月の給与の手取りの4~5カ月分で、これを超えた給与やボーナスは待機資金にシフトさせています。外貨MMFは為替差益非課税の恩恵を受けるために積み立てている米ドルと豪ドルです。いまのところ円安で含み益が膨らんでいますが、税制が変わる2016年以降、どう振り分けるかは現在検討中です。

株式は国内の内需型中小型株と信金中金の優先出資証券、投資信託は「三菱eMAXIS8資産」の他、海外の株式とREITのインデックスを足し合わせた構成です。このほかにワンルームマンションもあり、これによって私なりの「ハイブリッド投資」を実現しています。

現物株をやる以上、この投資信託ポートフォリオに勝るパフォーマンスを上げる必要があります。それが出来ないのなら、現物株をやるよりも初めから全額を投資信託にぶっ込んでおいた方が余計な手間ヒマもかからずに効率がいいからです。10月までのパフォーマンスは株式の方が高いパフォーマンスのまま推移していました。

ところが先日の黒田バズーカ以降、為替とインデックスの急変で投資信託のパフォーマンスが跳ね上がってしまいました。一方で株式の方は逆に下方修正銘柄が出るなどして頭を押さえつけられています。もちろんトータルでは大幅な含み益増なのですが、なんとも複雑な心境です。

でも、こうしたリスクヘッジと、インデックスと意識した現物株売買の修練こそが、「ハイブリッド投資」の醍醐味かもしれません。インデックスに負けても、トータルで勝っていれば終わり良し。インデックスに勝てるようになっていけばもっと良し。このさき何があるかわかりませんから、「負けたけど勝ってる」現状に甘んじていてはいけません。来るべき次の暴落への備えと目先の衆院解散相場に向けて、気を引き締めていきます。